東京アンダーグラウンド・「いばら姫の恋人」の感想

TVアニメ「東京アンダーグラウンド」の小説第一弾です。著者は嶋田純子です。

東京アンダーグラウンド・いばら姫の恋人の感想


あとがき含めて全206ページの短編小説です。
マンガ本編のサイドストーリーとして描かれています。

今回の話の主人公はチェルシー(とルリ)です。
公司(カンパニー)での暮らしで幼馴染だった少年との思い出話を中心に話は進んでいきます。
ラストは少しせつないです。

ちなみに、執筆の嶋田純子氏によると、本書がノベライズ初挑戦だったそうです。(あとがきより)

あらすじ


チェルシーとルリが浅葱邸にやってきて、数日のこと。
二人は古い洋館の庭園でただ一人、花の世話をする青年、和也と出会う。
—どこかで逢ったような気がする—
そんな想いを抱き、しだいに打ち解けた三人は楽しいひとときを過ごす。
だが、彼の元には公司(カンパニー)の魔の手が伸びようとしていた・・・。