ソハの地下水道(DVD)~ナチスドイツに翻弄されたポーランド技師とユダヤ人~

ナチスドイツ下でのポーランドのお話。ある下水道技師がおこした命の救出劇。

ソハの地下水道~ナチスドイツに翻弄されたポーランド人技師とユダヤ人~

 

キーワード:地下水道

 

あらすじ

 

19431年、ポーランドではナチスドイツによる侵攻があった。ユダヤ人や歯向かったポーランド人は収容所か皆殺しにされていた。そんなある日、ひとりのポーランド人下水技師ソハは金銭の貸し借りを得て、ユダヤ人たちを地下水道にかくまうことになった。上官たちの捜索の度に、迷路のような通路に隠したりして、のらりくらりとかわし続けた。それだけでなく、食料も調達した。例えそれが下水が満水になる大雨だとしても。終戦までかくまったソハだったが、敵から娘をかばったことで命を落とす。

 

感想

 

ソハという人物は並々ならぬ決意の持ち主であった。はじめは乗り気ではなかったはず。途中、「恩知らず」と愚痴をこぼしていたが、それでも最後まで守り抜いた信念は何よりも輝いている。命を守るというのは、軽々しく口にしても、実行に移すのには勇気がいる。それをやってのけたある種の心意気が、かっこいい。

 

ちなみに、ナチスドイツとポーランドというと、日本では杉原千畝外交官の名前があがり、命のパスポートとして有名。

 

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